オイルで乾燥!?界面活性剤の恐怖
最近、人気が再燃しているクレンジングオイル。
オイルだけどベタつかなくて、汚れがスルッと落ちたりと使い勝手がいいものが増えているようです。
汚れが肌に残ると肌トラブルの原因になりますから重宝しますよね。
でもその反面、やはり肌に負担がかかっているのも事実なんです・・・
クレンジングオイルの「落ち」がいい理由
オイルタイプのクレンジングだと
なぜ汚れ落ちがいいのかというと、
「界面活性剤」が大量に配合されているからなんです。
界面活性剤って
油分と水分をなじませる物質。
化粧品に始まって、シャンプーや洗剤などに配合されています。
一昔前のものならいざしらず、今使われている界面活性剤は安全性が高いものがほとんどなので、品質を心配する必要はありません。
しかし「されど界面活性剤」。
含有量が高いオイルタイプのクレンジングの場合、必要な皮脂をとり過ぎることもあり、肌を乾燥させてしまうのも事実なんです。
実際に、クリームタイプのクレンジングとオイルタイプのクレンジングを使った後の【肌から水分が失われる量】を計測・比較した研究結果があるんですが、オイルタイプの方が4倍近く水分が失われていることがわかっているそうです。
「じゃあ、オイルタイプのクレンジングは使わない方がいいの???」
という疑問が湧いてきますよね。
答えは「NO」です。
肌にやさしいと言われる乳液タイプのクレンジングは、オイルタイプのものと比べると汚れ落ちが悪いです。
ですから2度洗いをしている人が少なくないようです。
が、ただでさえ、肌に負担のかかる「クレンジング」を2度も行えば、それはそれで刺激が増えますから、肌にとって負担になります。
(※クレンジングクリームを長時間、肌に乗せてマッサージを行うのも肌にとってはかなりの負担。注意が必要です)
ではどうすれないいのかというと、【メイクの濃さ】によって、または【皮脂の量が多い部位だけ】といったように、クレンジングを使い分けましょう。
しっかりメイクの時や、皮脂量が増える夏場はTゾーンだけオイルクレンジングを使い、それ以外では乳液タイプのものを使うといった具合です。
ちなみにオイルクレンジングは1週間に1度使っている程度で毛穴の汚れもちゃんと落としきってくれます。
つまり毎日使う必要はないということですね。
肌をキレイにするためにスキンケアを毎日一生懸命やっているのですから、肌に負担を与えないスキンケアを。
クレンジングは使い分けた方が良さそうです。
- 2016.11.20 Sunday
- 保湿
- 22:45
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